「レゴブロックのプレイマットと収納袋」


子供たちのレゴブロック遊び用のプレイマットと,収納用の袋を作りました.片付け作業が楽なだけでなく,ブロックが行方不明になることもないので非常に助かります.床に落ちているブロックを踏んづけると悶絶するほど痛いですからね.


プレイマット作成
120cm×120cmの布で作ります.巻き癖がつくと遊びにくいので折りたたんで収納することにし,三つ折り用の目印を描きます.布の色は地面を想定して茶色で,道路や樹木なども「こんな感じ」という程度に簡単に描いておきます.
道路や樹木はフェルトで作ります.例によって大好きなダ〇ソーで大きなフェルトを買ってきました.さすがダ〇ソー品質,ペラッペラなところが今回は好都合です.
道路,樹木,川,池などをフェルトを切り抜いてレイアウトしていきます.折ったときにかさばらないよう,折り目の上はフェルトを乗せません.
全体図.
フェルトは衣料用のノリで貼りつけた方が圧倒的に楽なのですが,どうせジュースなんかをこぼしてガンガン洗うことを想定し,ミシンで縫い付けました.
折りたたみのしやすさと,広げた時に波打たないようにするために,接着芯をつけて固くします.接着芯というのは固い不織布に接着剤がついている素材で,衣類などの表地にアイロン接着してシルエットを形作るために使います. 
マットを裏返したところ.三つ折り→さらに三つ折りでたたむので,折り目の部分を抜いて9枚の正方形の接着芯を接着し,さらに裏地で覆います.
端はふちどりテープで仕上げます.
完成. 
折りたたむとこんな感じ. 


収納袋作成
次に収納袋を作ります.イメージしているのはこんな感じで,遊ぶときはブロックをどばーっと広げることができて,しまうときは紐を引っ張ると袋状になって,そのまま片づけることができるというものです. 
用意するのは底面の布,側面の布,紐,紐を通すためのテープ状の布,ふちどりテープです. 
広げた時は円形になるので,底面の布にチャコペンと糸を使ってぐるっと円を描いて切ります. 
底面の布の大きさが袋を広げた時のサイズになるので,ブロックの量に合わせて決めます. 
側面の布を輪っか状にします.使う長さは「底面の布の直径×3.14+縫いしろ」です. 
側面の布の上端を,ほつれないようにする+固くして崩れないようにするためにふちどりテープで仕上げ,紐を通すための布をつけます. 
側面の布完成. 
底面と側面の布を縫い合わせ,側面の布の上端と同じくふちどりテープで仕上げます. 
紐を通して完成. 
ブロックを入れたところ. 
しまう時.