ブロックを使ってタイピン・カフスボタン・ラペルピン(スーツの襟元に付ける飾り)を作りました.以前に似たような商品を見たことがあるのですが,値段がけっこう高くて断念した記憶があります.なので本物を使って自作しました.
■STEP.1 材料準備
材料はブロックと各種台座です.ブロックは息子のコレクションから拝借しました. ■ブロック:2×2(厚型)…2個 ■ブロック:2×4(薄型)…2枚(重ねてタイピンにします) ■ブロック:1×2(薄型)…1枚(↓と重ねてラペルピンにします) ■ブロック:1×3(薄型)…1枚 ■カフスボタン台座 ■タイピン台座 ■ピアス台座
■STEP.2 材料加工
タイピンの台座は,近所の手芸屋さんでは長めのものしか扱っていなかったので,今回使うレゴブロックの長さに合わせて切断しました. ペンチの刃の部分で切断し,金ヤスリで切断面を整えます(ここがとがっているとネクタイやワイシャツに引っかかって傷つけてしまうので丁寧に).
ブロックと台座の接着はパテを使います.パテというのは,粘土のように自由に形を変えられ,乾くと非常に硬くなる素材です.接着剤と違って肉厚なので,接着面同士の面積がほとんど無くても無理やり巻き込んで固めてしまえるのが便利です.
ほとんどのパテはA材とB材を混ぜ合わせると数分で硬化が始まります.今回使用したものはパイプ状のA材の中にB材が詰まっていて,使う量だけ切って練ることで硬化するタイプです.A材とB材が別になっているものより手間が省けて便利です.
ブロックの裏面の溝にパテを埋め込み,さらにそこに台座を埋め込んで固定します.タイピンの台座は反対側の挟む部分がパテに埋まらないよう,割りばしを挟んで止めてあります(割りばしがパテにくっつかないようにティッシュペーパーを間に入れてあります).
30分程度で爪で軽く押しても跡が残らない程度に硬化し,半日程度で完全にカッチカチになります.
予備で買っておいた台座を使って,ついでにもう一組作りました.こちらは木材を切り出した土台にちりめん布を貼り付けたものです.