メモリーツリーの作り方
ここではメモリーツリーの作り方について解説します.メモリーツリーとは知識の表現方法の一つで, マインドマップというものが元になっているようですが,それらがどういうものかについては それぞれの説明サイトを参照してみてください.簡単に言えば,知識を単発ではなく, 繋がりやまとまりをもたせて理解する方法です.ノートにまとめる方法で上手く効果が上がらない人は 試してみてはどうでしょうか.ここでは純粋にその作り方を解説します. |
■Step.1
※←左クリックで拡大します. まずメモリーツリーに仕上げたいテーマを決め,そのテーマに関係のあるキーワードを抽出します. まだレイアウト前ですので場所は適当です. 最低限の文章とします. |
■Step.2
※←左クリックで拡大します. これでだいたいの抽出が終わりました.次以降の作業で新しいキーワードを思いついたら 追加していってもかまいません. |
■Step.3
■Step.4
※←左クリックで拡大します. 次はレイアウトです.Step.3のカテゴリー分けと結びつけでキーワードがまとまりを持っている はずですので,それらを表現しやすい位置に再配置します.紙は新しいものに変えてください. 色分けも確認します. |
■Step.5
・・・以上がメモリーツリーの作成方法です.ここからは完成品を参考にポイントを説明します. |
以下に学生さんたちに作ってもらったメモリーツリーを並べておきます.テーマやレイアウト,表現方法など作者によって多種多様ですので, 制作の参考にしてください.ただしメモリーツリーはその人自身の頭の中を視覚化したものですので,ここで紹介している メモリーツリーの形があなたに合っているとは限りません.ですから参考にはしても,あなたが自分の勉強に使うメモリーツリーは自分自身で 作ってみてください. メモリーツリーは慣れれば炎症などの病態や,防衛機制など結び付けのしにくいものでも作成することができますが,初めてメモリーツリーに 挑戦する場合は「疾患」から始めた方が,症状→評価→治療など結び付けやすいキーワードが多いのでやりやすいと思います.ある程度の数を 作ることができたら,「中枢」「整形」「病態」など分野別にファイルにまとめていきましょう. |