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エピソード記憶を上手に利用しよう

 …すみません.なんだか勢いに任せてアホなものを作ってしまいました.Brunnstrom stageについてまだ習っていない人には何の事だか分からないですしね.Brunnstrom stage(ブルンストローム・ステージ)というのは片麻痺機能検査の1つで,脳卒中などで弛緩性麻痺が生じた状態から正常までの麻痺のレベルを6つのステージで表したものです.それぞれのステージに判定基準となる検査があり,ステージWの検査は上に描いた通り@腰の後ろに手をまわせること,A肘関節伸展位で肩関節90°まで屈曲できること,B肘関節90°屈曲位で前腕の回内・回外ができること,の3つです.そのまま覚えるのはめんどくさいので,パチンコに必要な動作と重ねて覚えようという,私の学生時代には結構有名だったネタです.
 このように物事を特定のエピソードとセットで覚えることをエピソード記憶と言います.脳神経の何番が何にあたるとか,筋の起始停止がどこかというのは意味記憶と言いますが,意味記憶は何回も反復しなければ覚えられない上に,その後も反復して思い出さなければ忘れてしまいます.しかしエピソード記憶は長持ちする上,インパクトの強いものであれば1回で記憶できるという特徴があります.
 語呂合わせとも似ていますが,このように覚えようとしていることとマッチするネタを考えることができれば,意味記憶として覚えるよりもずっと簡単に記憶することができます.試してみてください.
 それと他にもこんな感じのネタを知っている人がいましたら教えていただけると幸いです.もし良いものがあれば,作成の許可をいただければイラストにしてみたいと思います.




パチンコできたら
Br.stageW